住みよいまち・本郷3丁目地区協議会「防災訓練」、「りっけん神奈川政治塾」(11月28日)

神奈川1区(中区・磯子区・金沢区)

第5回「りっけん神奈川政治塾」

 

住みよいまち・本郷3丁目地区協議会の防災訓練
11月28日午前中は、「住みよいまち・本郷3丁目地区協議会」(鎌倉崇会長)主催の防災訓練が本郷町で行われ、役員の皆さんが集まる「ガス山公園」にスタッフもお邪魔させていただきました。
「地震だ!まず身の安全」
「落ち着いて!火の元確認 初期消火」
「戸や窓を開け、出口の確保(飛び出さないで)」

 

この訓練は、午前8時30分に震度5以上の地震が発生したと想定し、家にいる人の無事が確認されたら、道路から見える玄関先等に目印(タオル)等を9時までに掲げてください、というルールで行われたものです。

 

今年はコロナのため合同防災訓練はできず安否確認訓練のみとなりましたが、役所からの参加もありました。
もう10年以上訓練を続けているこちらの地区ですが、山腹地域で道路幅員も余り広くなく、発災時には消防対応が遅れる可能性を考えていて、自分達の町は自分達で守ろうという意識の高さに頭の下がる思いです。

 

発災後の救助活動対応には、一刻も早い安否確認が重要です。
しっかりと地域の安心・安全を守る取り組みを行っている日頃からの皆さんの備えに敬意を表します!

 

第5回「りっけん神奈川政治塾」
午後は私が塾長を務める「りっけん神奈川政治塾」の第5回目を開催しました。

 

この政治塾、社会の各分野における課題を解決できるリーダーの育成を目的に、立憲民主党が目指す「草の根の政治」を、本塾を通じてリーダー同士のネットワークを醸成し具現化していくこと、また、座学だけでなく、実際の活動も行うことで、実践的な知識経験も培うことを目的とするものです。

 

講義は毎回150分で、今回は第18代青山学院大学学長を務められた三木義一先生にご講話をいただきました。
著書に『日本の税金』(岩波新書)、『よくわかる税法入門』(有斐閣選書)など、税のご意見番としてご活躍されています。

 

三木先生にはこれまで政党税制改正プロジェクトチームによる有識者ヒアリングに座長としてご参加いただき、社会保障と税の共通番号制度などについて政策提言をいただいています。

 

先生の講義を受け、私からも、
①応能負担原則に基づき、直接税を中心に、所得が多くなるに応じて高い税率を課す累進税率を採用して、公平な税制に戻し、確かな税財源を確保することを検討することの必要性。
②法人税については、超過累進税率の導入、課税所得、税率、超過累進税率の組み合わせによって税財源を柔軟に捻出することの有無。
③所得税(相続税を含む)についても、課税所得、税率、超過累進税率又は総合累進税率(金融所得課税)を組み合わせることによって、税財源を柔軟に捻出することの有無。
④消費税については、上記①~③で確保する税財源相当分を引下げることの有無。
といった、今の政治の最大課題である税制のあり方についての提案を行い、議論させていただきました。

 

三木先生との貴重な機会となり、塾生の皆さんはもとより、参加されていた地方議員の方々からも本当に有意義な勉強会だったとのお声をいただきました。

次回第6回は今年最後の開催となる予定です。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。お疲れさまでした!

 

第5回「りっけん神奈川政治塾」