コロナ禍の地元の声~LPガス協会~
先週は社会インフラを支えてくださっている皆様のところにお邪魔させていただく機会が何度かありました。今回の報告はLPガスです。
LPガスは県内一般家庭の約37%が使用しています。
お邪魔させていただいたLPガス協会の皆様は、地震災害復旧対策などをはじめ、各行政機関と連携して地域貢献を図っていだいています。
具体的には、
・ガス漏れの際、消防から協会へガスの元栓閉めの依頼があり対応する。
・横浜市との「災害時におけるLPガスの活用に関する協定」に基づく市内地域防災拠点での炊き出し用ガスの提供と防災訓練指導。
・実際に震度5強以上の地震が発生した際の、市対策本部から協会へのLPガス供給依頼に対応。
など多岐にわたります。
また、毎年期限切れのガスメーターを産廃業者に引き渡した利益をさまざまな団体へのご寄付に充てられていることにも深く敬意を表します。
コロナ禍による影響はここにも及んでいて、日経新聞によれば、
「煮炊きやタクシー燃料に使われる液化石油ガス(LPG)市場が三重苦に見舞われている。足元の販売量は前年比で12%減。新型コロナウイルスの感染拡大でボイラー燃料としての使用が減り、外食需要の落ち込みでレストランの厨房での消費も減った。特に外出自粛が広がりタクシー向け需要が鈍い」
※https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62744760Y0A810C2QM8000/
こうした報道にも取り上げられるように、タクシーや工業、飲食向けの需要が鈍り、厳しい状況となっています。
LPガスは「エネルギー供給の最後の砦」と言われています。
避難場所において、災害対応型のLPガスバルクユニットの設置は欠かすことができません。
災害時でも機能不全に陥らないこうしたシステムを、確保する、守る必要があります。
しかしながら大手による大幅値引き販売により中小企業が圧迫されるという過当競争も起きています。
こういった問題についても現場の皆様のお声を拾わせていただき、今後も対応してまいります。
愛する地元から国を変える!
まっとうな政治。正々堂々と!
衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)
Let’s GO!!!!!