行政書士制度推進議連、科学技術イノベーション議連、神奈川県保険医協会、カスタマーハラスメント対策集会、立憲民主党「政調審議会」(12月3日)
神奈川県保険医協会(リモート会議)
●行政書士制度推進議員連盟総会
12月3日は早朝8時の立憲民主党「行政書士制度推進議連」の会議からスタートしました。
今回は全国から役員の皆さんにお集まりいただき、いただいたご要望についてのヒアリングをさせていただきました。
内容は行政書士さんへの国民の皆さんからのご期待、ご要請に応えるべくデジタルガバメントの推進に向け、
①電子申請において広範な利便性と真正担保を両立される適正かつ適法な代理システムの確立
②デジタル手続き促進サポーター(総称)としての行政書士の活用
③デジタル庁創設を契機とした日本版GDSの実現
をしよう! ということでした。
具体的に①については、デジタルデバイドの解消、不正アクセスの防止、一元化した代理システム整備。②については、政府関係機関での人材登用、災害時の支援窓口、国民支援員としての活用。③については、各省一元化の実現のため既存システムの革新的刷新等です。
朝早く東京までありがとうございました。
地元でもいろいろと引き続きご指導頂ければ幸いです。ともに頑張りましょう!
●「科学技術イノベーション議連」
その後、「科学技術イノベーション議連」に参加しました。
議連勉強会では、NTTデータ経営研究所の岡野寿彦さんに、中国デジタルエコノミーの現実と課題、プラットフォーマーの戦略の変化をテーマにお話いただきました。
具体的には、
①テンセント、アリババ(アント・フィナンシャル)などの中国プラットフォーマー成長の要因
②中国政府のIT政策とデジタル化による中国社会の変容
③ネット飽和時代の競争地図(企業、政府の効率化と既存業界の再構築)
④中国デジタル化の展望と対外インパクト
などについてです。
私は現在、党の「外交・安全保障・主権調査会」を担当させていただいておりますので、安全保障の観点からも、米中対立などが我が国に与える影響性についても、しっかりとした議論が必要だと思っています。この点は機会を設けて国会の安全保障委員会でも取り上げてまいります。
●「神奈川県保険医協会」
午前中の最後は、日頃より積極的なご活動をされている保険医協会の皆さんとのZOOM会議でした。
新型コロナ関連に関する支援策の要望には、日々刻々と変わる医療現場の状況がありますので、即応的な動きが求められます。
今回は主に以下の3点について話させていただきました。
①「75歳以上窓口負担2割」などの患者負担増の計画の中止
②医療機関の迅速な救済方法として「診療報酬の単価補正支払い」の実行
③発熱患者等を診療した際の特例的な診療報酬算定を認めること
まず、このコロナ禍に医療費窓口負担を2割増とする決定は正しいのか? ということです。
ただでさえ消費税が上がり家計が苦しい中、高齢者の方々は何とか年金や預貯金を切り崩し1割負担で生活している方も多いです。
このタイミングで窓口の負担を上げて受診抑制につながってしまえば本末転倒です。
消費税もそうですが、景気が上回ってきていない状況で窓口負担を上げれば、家計を削り、食費を削り、結果として国民の健康どころか普段暮らしすら守れない状況になってしいます。
また、これまでも議論のある単価補正支払いについて、コロナ感染が再拡大している中で改めてしっかりと考えるべきだというご提案もありました。
今、持続化給付金等を受け何とか頑張っているところもありますが、第3波で医院の経営が危うくなるところも多いだろうとのことです。
確かに、なんとか収入が持ち直してきている病院と、そうでない病院とで差がでています。
こういう時には単価補正であれば、前年度比で落ち込んだところ、弱い病院に効率的にバランス良く支援することになるので、合理的な考え方ではないかということでした。
医療機関の迅速な救済方法において、院内診療への補填を手厚くすると逆に訪問診療が弱体化してき困る患者さんが出てくるので、そういう意味でも単価補正がいいのではないのかといったお話もいただきました。引き続き対応してまいります。
●カスタマーハラスメント対策集会
その後、夕方のUAゼンセンさん主催の「カスタマーハラスメント対策集会」が行われ、事務所スタッフと共に勉強させていただきました。
「誰もが働きやすい社会の実現に向けた働き方改革を着実に実行するため、『新たな日常』の下での柔軟な働き方の促進と、ウィズコロナ時代に安全で健康に働くことができる職場づくり、賃金の引き上げなど雇用形態に拘わらない公正な待遇の確保などによって労働環境の整備を実施しよう」
ということでした。
アンケート調査の結果は
●直近2年間の顧客からの迷惑行為の被害の有無は、有り=56.7%、無し=43.3%
●迷惑行為をしていた顧客の性別は、男性=74.8%、女性=23.4%
●推定年齢層は、50代=30.8%、60代=28.0%、40代=18.9%、70代以上=11.5%、30代=8.6%、20代=2%
●印象に残る迷惑行為の順位は
暴言=39.3%、同じ内容を繰り替えすクレーム=17.1%、威嚇・脅迫=15.0%、権威的態度=11.2%、長時間拘束=7.8%、セクハラ=2.3%、金品の要求=2.1%、暴力=1.4%、土下座の強要=0.6%、SNSネット上での誹謗中傷=0.3%
となっています。
今後は頂いた調査結果を確認し、法制化に向けた取り組みや、企業労使における悪質クレーム対策の強化などが求められることになると思います。
サービスする側、受ける側が共に尊重される社会を目指し、より良い社会作りのため働いてまいります。
●立憲民主党「政調審議会」
夕方最後の会議は17時からの政調審議会でした。私は「外交・安全保障・主権調査会」会長として毎回出席しています。
今回も衆参の国対委員長報告の後、
①基本政策について
②各部会・調査会からの報告
③政策審査
④議員立法法案登録
⑤ワーキングチームの設置
などについて承認・審査事項をひとつずつ議論しながら行いました。
具体的な内容は、新型コロナウィルス対応、支援金・給付金延長、児童手当削減反対要望、JR貨物問題要望、畜産物価への決議、税制改正への提言、全世代方社会保障検討会の最終報告、特定災害障害者等への給付金支給、女性参画のための公職選挙方改正案、インターネット投票法律案、過疎対策、グリーンインフラなど多岐にわたります。
毎週その時々に生起する諸課題への対処をしっかりと議論していおります。
引き続き行ってまいりますので、皆さんのご指導何卒よろしくお願い申し上げます。
地元の皆さんからのご要望もお受けしておりますので、何かありましたらお気軽に事務所までご相談ください!
行政書士制度推進議員連盟総会
「カスタマーハラスメント実態調査」緊急報告集会
党政調審議会
泉健太政調会長(党政調審議会)