市外郭団体「仕組債」で多額損失

横浜市政

5月31日㈭より、議会が始まります。2年目となりますのでさらに気合いを入れ、市民目線で区政、市政とも、頑張ってまいります。


みんなの党議員団 独自調査で発覚

全国に波及さて、横浜市にも多くの外郭団体が存在します。この外郭団体については、「本当に必要な団体か」「天下りの温床なのでは」「赤字を抱え、将来的には市民のお金で多額の借金返済するはめになのでは」といったお声をいただいております。そこで、みんなの党議員団が、独自に外郭団体の資産保有状況を調査するうちに、大問題が発覚しました。


リスクマネーに投資

外郭団体に計上されている資産の中に、投資有価証券があり、疑問を抱いたことから調査が始めました。深く調べたところ、多額の損失を出してしまう危険性の高い金融商品が多数存在することが判明。その中身とは、いわゆる「仕組債」です。この仕組債には、「デリバティブ」と呼ばれるリスクが高い金融派生商品が組み込まれています。さらに、投機対象先の破産時、債務弁済順位の劣る「劣後債」に手を出している外郭団体も見つかりました。これではまるで、本業は投資会社だろうという団体もみれました。こうした金融商品によって、実際に外郭団体に大きな損失が出ているのです。


他会派を巻込み大騒動へ

みんなの党議員団は、独自調査で発覚したこの問題を本会議上で真っ先に指摘。「我々が把握しているだけでも、80億円を超えています。これまで、なぜこのことを隠してきたのか」とただすと、新聞にも大きく取り上げられました。3月議会の場においては、いよいよ他会派をも巻き込んだ大騒動に拡大。私たちの調査をきっかけに、同様の問題が全国各地で取りざたされています。今後も最終的な団体数、損失金額も含め、我々の会派が始めたことですので、引き続き追及をしていきます。ぜひご注目ください。


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