安全保障委員会への登壇(4月7日)

国会・国政

本日は、朝の街頭を終え国会にて安全保障委員会に登壇いたしました。

 
まず冒頭、昨日発生した陸上自衛隊のヘリコプターUH60が宮古島付近の海上で消息を絶ったことについて防衛大臣より説明をうけました。


一刻も早い乗員全員の救助を心からお祈り申し上げます。

 
その後は質疑に立ち、4月4日の安保3文書に関する本会議質疑を受けて、以下の2点を質問致しました。

 

まず、1956年の政府統一見解に示された「敵基地攻撃」が合憲であることを認めつつも、反撃能力の行使について、政府において「相手からの第一撃については、先制攻撃の危険性を避けるために行使せず、迎撃ミサイルで撃ち落とすことを原則とする」ことを確認しました。


 
次に、反撃能力は、1956年の政府統一見解に基づいて、「武力攻撃事態」における自衛隊の能力と定義しながら、定義に含まれない「存立危機事態」にも、武力行使の3条件を満たせば行使できると主張することの矛盾を指摘しました。そこで、あくまでも行使可能と主張するなら、どのような場合を想定しているのか示すよう迫りましたが、それには一切答えませんでした。


新しい技術や制度を社会で実装していくためには、政府は国民に対してその運用性と効率性をきちんと説明し納得してもらわなければならないのは言うまでもありませんが、安保3文書については相変わらず議論が深まらない答弁が続いています。
また大きな問題は、従来より国会で積み上げてきた憲法解釈が変容している可能性すらあるにもかかわらず、政府は憲法論に正面から答えないことです。

 



 
引き続きこの問題については委員会で質疑をして参ります。ご注目ください。


 

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まっとうな政治。正々堂々と!

衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)

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