【震災】関ヶ谷クラブ様より「緊急提言」
関ヶ谷クラブ様より、今回の震災対応についての、緊急提言をいただきましたので、その内容を転載させていただきます。なお、転載元のホームページは以下です。
○関ヶ谷クラブホームページ
https://sites.google.com/site/sekigayaclub/
ぜひこちらもご覧頂ければ幸いです。
しのはら豪
——【以下転載です 】——
緊 急 提 言
平成23年3月20日
関ヶ谷クラブ会長 青柳 勝
同 元会長 高橋 良隆
私達は横浜市金沢区釜利谷西にある単位老人クラブ、関ヶ谷クラブと申します。本日の定例会合において以下の意見が集約されました。
この度の東日本大震災にともなう福島第一原発の事故は、私達クラブ員一同、非常に憂慮しております。事故対処に失敗し、大量の放射線が放出されたら、付近一帯はいうに及ばず、日本全体が不毛の地になる恐れもないとは言えない状態になっております。
これは、ひとえに安全設計の不備が原因であり、人災といわざると得ません。この二次災害を引き起こした責任は、安全を完全なものとせずに建設を強行した国と東京電力にあります。
この事故に対して東京電力、及び国のとった措置はあまりにも後手に回りすぎています。また周囲の人たちへの安全の配慮のなさは目を覆うばかりです。単に避難命令を出すにとどまり、そのアフターケアーは何もとられているようには見えません。
このような現状に鑑み、以下を緊急提言します。
避難命令を受けた人たちの今後の生活を国、東電にて責任をもって保障すること。現状ではどこの機関が責任を持って避難させているのか理解に苦しむ。
具体的には以下を実行されたい。
・正確な情報を適時適切に開示すること。十分開示しているようには感じられない。
・避難のための交通、移転先など地方自治体などの善意に頼っているように見えるが、国主体で実施す
ること。
・特に病人等に対し、生命保全には十分な配慮をすること。
・東京電力の保有するレクリエーション施設、体育施設などはすべて避難者のために開放すること。
・ 安全が確認され自宅に戻れるまでの衣食住を保障すること。
以上