【震災ご意見①】六浦O様より
今回の大災害に対して、市民の皆さまから極めて貴重なご意見、アドバイスを頂いております。大変ありがたいことだと思っています。
私しのはら豪は、市民の皆さまのご意見を伺うことが、目指す「草の根民主主義」の原点であると考えています。
その意味からも頂きましたご意見については、今後の活動の指針とさせていただくとともに、ご本人の承諾をいただきました上で、金沢区の皆さんはもちろん、被災地の方々、そしてすべての私のホームページをご覧いただいている皆さんへ、ご紹介させていただきます。
また、頂きました震災関連のご意見につきましては、私のほうから、党本部の災害対策本部へ繋げさせていただきます。ありがとうございます。お礼を申し上げます。
しのはら豪
——-【六浦0の様よりのご意見です】——
報道される壊滅的な被災地の状況と被災にあわれた皆さんの様子が直視できず、真冬の被災地で何時終わるとも知れない救援活動が多くの人たちで行われている様子を見ると「いま自分にできることは何か」と自問せざるを得ません。
いま程多くの国民が国家的危機を感じ将来を案じて「自分にできること」を真剣に考えていることは戦後の日本には無かったのではと思います。任せるに値しない政党がこの国難を仕切っている現状も日本国民にとって悲劇であると思料いたします。
横 浜市の防災体制について考えたこともありませんが、横浜市の多くの地域は山と崖地に住宅が密集しています。津波には高台地域は安心ですが崖地の崩落被害が 想定されます。私の知る限りでも今までの小規模地震で崩落した崖地が多数あります。これらは無理な宅地開発を許可してきた行政の姿勢に問題があることは言 うまでもありません。
中心地である元居留地域や山手地区など安政や関東大震災の被害と人口密集度が高い現在の横浜市の想定される被害は今回の東日本震災と同規模となるのではないかと素人でも考えつくものです。したがって開発許可書類が完備していれば許可をする典型的な制度を改めるべきです。
また文科省がやっと声を出しかけている「学校の耐震化工事」も当地では実施されているのか否かも聞こえてきません。当地区は震災時には米軍逗子基地に避難す ることになっていますが、基地のどこから進入するのかも不明、避難場所での生活等々、いま被災地で困っていることの一つひとつを取り上げて対策を構築する ことが必要ではないでしょうか。
忘れてはいない阪神淡路大震災で言われたことが今回の大津波の被害と異なるとはいえ、果たして被災地の行政はどれほどの対策を講じてきたのか、この点もいづれ検証が必要ではないでしょうか。
ところで、非常に難しいこの状況下で政治活動を行うことはマイナス作用があってもプラス効果はないのが定説でしょうか。しのはらさんが震災直後から政治活動を停止して募金活動をされているのはプラス要素でしょうが大きなプラス要素とは言えないと思います。 なぜならば誰しも行うことであるからです。
唐突な提案ですがスタッフの皆さんと被災地に行かれて2,3日ボランティア活動をされてはいかがでしょうか。例えば一番激甚地区である陸前高田市に行って僅 かな日程であっても被災地で何かお手伝いすることができれば、そのことを今後の政治活動で披露することも可能であり、そこまでやる候補者が当市にまずいな いと思います。
失礼なことを申し上げますが、議員は公僕であり先生ではありません。地方議員は議場で背広スーツを着ても議場外では作業着を着ることもある公僕と思います。
災害時のボランティアの役割も云うが易く行い難しで、目的も持たず自己完結装備なしで行くと被災地に迷惑をかけることは必至です。無責任な提案をしました が、しのはらさんのご多忙な予定やスタッフの皆さんの予定もあり、実現が困難だと思いますが一つの考え方としておうけ取り下さい。
私の勤務先は業種の性格上、震災当日から社の総力でお客様対応をしており地震保険金支払いのために被災地の損害状況を航空機撮影をした地図をもとにGPSで所在特定と損害確認をして多くの全損害のご契約者さまには既に保険金をお支払しています。
こ れらの作業はまだまだ続きいつ完了するか見通しもたちません。私も連日出勤して顧客窓口担当としてお客様から損害連絡と新たな地震保険加入検討のご相談を おうけしております。「あんしんを売る保険会社」の社会的使命がこの時に発揮され、この後に評価されることになります。
長々ととりとめもないことを記載いたしました。お許しください。