金沢区での活動(8月5日)

神奈川1区(中区・磯子区・金沢区)

この日も地元を回らせていただきました。今回は金沢区です。
写真と共にご報告いたします。

 

★「公益社団法人フードバンクかながわ」
午前中は、地元にある「公益社団法人フードバンクかながわ」へ。
藤田事務局長から概要の説明を受け、施設内視察をさせていただきました。
ここは2018年4月に開設し、全国130以上あるフードバンクで唯一の公益法人です。
開設以来、「貧困に関して何ができるのか?」というテーマに挑んでおられます。

その具体的な事業内容は以下のようなものです。
1)食料の収集・配布を通じた、生活困窮者等への支援事業
(法人・個人問わず、多大なる寄付がある。一人親世帯、シングルマザー、バイトが困難な学生への支援等)
2)食品ロスの削減、フードバンク等に係る調査研究・啓発・政策提言を目的とする事業
3)地域社会における市民の相互扶助を増進することを目的とする事業
4)災害等の被災者に対する食料・生活物資等の支援事業
5)勤労意欲のある生活困窮者等の就労支援を目的とする事業
(ボランティア・インターン含め、今はコロナ禍で展開が難しい状況)

仕組みの構築は、コープ出身の藤田事務局長のご尽力により、県内コープと物流等の連携を確立できたことが何より大きいです。

施設内の備蓄品倉庫も拝見いたしました。
ただ支援するだけでなく「おいしいものを提供する」という考えから、 一定期間を過ぎた備蓄米などは再精米し直すなど、隅々まで心配りをさせているご様子に感服いたしました。

このたびのコロナ禍で市場に出回らなくなった余剰食料品等が増大していることもあり、寄付量も大幅に伸びているそうです。
しかし、同時に、生活困窮者等からの需要も大きく増加傾向にあり、備蓄庫の増設や配送ネットワークの更なる強化など、引き続き精力的に事業を拡大されていかれるとのことです。

私も応援させていただきたい。その強い思いをお伝えいたしました。
大変有意義な視察をさせていただきました。ありがとうございました。

 

 

★金沢産業連絡協議会(沼田会長、木村事務局長)
いつも大変お世話になっております「金沢産業連絡産協議会」と会議をさせていただきました。現在、工業団地における収支は概ね20~30%減。製造業は9月頃持ち直すと思われるが、来年3月の決算は相当厳しいものになるだろうとのことでした。

共通の課題はやはり、いつコロナは収束するのか。
このままだと毎年恒例のピアフェスタの中止も考えなければいけず、団地内の活性化もできない。

行政は新生活様式と言うが、工業団地内は自粛が難しい業種も多く、リモートワーク・テレワークも難しい業種も多いのが現状で、現場でできる環境整備を独自に進めたいとのことでした。

産連協として今回のコロナ禍で、会員企業の皆さんの事業そのものだけでなく、従業員の方々の日常生活での楽しみ創りに至るまで、「とにかく何ができるか」を大変熱心に考えていらっしゃいます。
そのたゆまぬ懸命なご努力に頭が上がりません。

コロナだけでなく台風の季節も近づいており、昨年決壊した護岸は再整備できつつあるとはいえ、また同じような大きな被害が再び工業団地に来ないとも限りません。それを心配する声も少なくないとのこと。

コロナ対応、自然災害、それらの複合災害。私にできることは全力でサポートさせていただきます。

 

 

★金沢区青少年団体連絡会長
六浦の坂口三郎会長とコロナに対する行政の取り組みについて深くお話をさせていだきました。
PCR検査数の拡充、エピセンター対策、保健所の補強といった当たり前のことができていないことへの厳しいお言葉を頂きました。
そして、国会や委員会、会見での政府対応が「専門家に聞く」という逃げの姿勢に終始している様はあまりにも無責任であり、この状況をしっかりと打破しなさい、という温かいご指導をいただきました。

 

金沢区の皆さま、大変ありがとうございました。
一緒に頑張ってまいりますので、引き続きのご指導何卒よろしくお願い申し上げます!

 

 

愛する地元から国を変える!
まっとうな政治。正々堂々と!

衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)
Let’s GO!!!!!