情報化社会を俯瞰して
本日は京急能見台駅などでご挨拶させて頂きました。
今の劣化甚だしい政治の状態から脱却し、
市民の皆さまの手に政治を取り戻すことができるのは、
健全な市民皆さまのお力こそが唯一の頼りであることを、
いろいろな先輩方と一緒にお話をさせていただきました。
さて、話は変わりますが曾野綾子さんが書いた
「太郎物語」という昭和53年の小説があります。
私、しのはら豪が3歳の時のことです。
主人公の山田太郎くんは昭和30年1月23日生まれの大学生。
ですから、私が生まれる少し前の日本を描写しています。
そこにある大学生になった太郎くんが
銀行キャッシュカードを作るシーンで、
「暗証番号は、誕生日などをお勧めしております」
といった銀行員のアドバイスが描かれています。
さすがに、今ではこれはあり得ないのでしょうが、
ずいぶんと時代が違った時があったのだと知りました。
今はIT時代であり、40年前と大きくシステムが違います。
情報セキュリティーはどんどんと複雑化する一方で、
果たして本当に必要かどうか疑わしい規制が多くあります。
そして、その裏側で中央集権システムが、
これを利用して多くの天下り先を作っているように思います。
市民の皆さまの自由を阻害するだけの不便なものは、
無駄遣いにすぎず、規制緩和すべきです。
情報化社会を、市民の皆さまの一般の感覚から
今一度俯瞰していただくことも大切だろうと考えています。
Let’s Go Yokohama!