新たなる政策形成プロセス実現へ

横浜市政

新たな時代の新たなる政策形成プロセス実現への取り組みを、昨日・今日とデンマーク・コペンハーゲンで勉強しています。

何をしているかといえば、フランス革命以降世界でずっと求められてきた理想的な市民社会が実はなかなか成立しにくいといったジレンマ脱却への挑戦として、理想とされる発話の状態実現から再度アプローチしていこうという取り組みを、その先進地域で学びながら議論などもさせていただいております。

この問題、端的に言えばこれまでの公共圏の担い手、例えば市民・企業・行政といったそれぞれの立場から、どう社会を作っていくのかということが行われてきたわけです。ところが公共構造が転換してしまって、従前の領域内から発話される意思だけでは課題解決がなかなか難しいということになったわけです。

そこで、それぞれの「知」を、領域内以外での共有化をはかることで、新たなる政策形成をしていこうという挑戦が始まったわけです。

これはとりわけ今の日本政治が抱える最大の課題であり、横浜市政のかかえるジレンマでもあります。これに抜け出せないことで時代の要請に応えられない問題が激化している今、いただきました示唆は大変勉強になっております。ありがとうございます。



写真はその現場です!


Let’s Go Yokohama!

篠原豪