臨時国会閉会に際して(12月10日)

国会・国政

 

本日12月10日、10月24日から始まりました48日間の国会が閉会いたしました。

 

今国会では、我が国の将来に多大なる影響を及ぼす日欧EPA、水道法民営化法案、入国管理法改正案、70年ぶりの漁業法改正案など、重要法案が次から次へと強行採決され、十分な審議どころかろくな審議すら行われないまま、嘘のデータに基づき次々に決まっていくという、極めて横暴な国会運営が政権与党によって行われました。

 

このような行為は我が国の国会と民主主義を破壊すものであり、将来の国民に対し説明する責務を放棄する姿は、国民主権という理念からも決して許されるものではありません。

私自身は「沖縄及び北方領土問題に関する特別委員会」の筆頭理事として、また「内閣委員会」、「安全保障委員会」の委員として質疑を担当させていただきました。

 

その中で感じたのは、今までにも増して政府が委員会答弁を軽視し、重要政策への各委員による指摘も、担当大臣がその意味すら理解できぬまま時間だけが過ぎていきました。

 

答弁内容の劣化ぶり、回答態度の横柄ぶりにはあきれるばかりでした。
このような委員会審議の政権与党の姿に改めて強く抗議いたします。

 

このまま安倍政権による国民無視、国会無視の姿勢が続けば、結果として多くの財源が極めて狡猾に利益誘導につながることになり、最終的には国民の皆さまの富が収奪され、皆さんの血税が皆さんの生活には関係のないところへと流されるということになります。

 

もはやこのような政権の暴走を許し続けるわけにはまいりません。

 

12時過ぎからの本会議では、私が筆頭提出者になっている議員立法「公文書管理法改正案」「会計検査院法改正案」ほか数本の提出議案が継続審議になりました。
また、沖縄及び北方領土問題に関する特別委員会に付託された「北方領土返還促進に関する請願」の紹介議員を党を代表して衆議院に提出いたしました。

 

こういった法案の議論を求めていくことも含め、来年の通常国会では国民の皆さま、地元の皆さまのお声を大切に、しっかりと戦っていくことをお誓い申し上げます。

 

明日からはまた地元で皆さまのお顔を思い浮かべながら年末年始へ向け活動してまいります。
お見かけの際にはお声がけいただければ嬉しいです。
皆さま方の引き続きのご指導、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます!

 

安保委員会

 

内閣委員会

 

沖北委員会

 

両院議員総会

 

愛する地元から国を変える!
まっとうな政治。正々堂々と!

 

衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)
Let’s GO!!!!!