代表質問(本会議)、立憲民主党「外交・安全保障・主権調査会」など(10月28日)
立憲民主党「外交・安保・主権調査会 総会」と「外交・安保合同部会」の合同会議
【代表質問】
10月28日は朝の地元活動の後、国会へ。この日は衆議院の代表質問が行われました。
月曜日の総理大臣所信演説を受けてのもので、午後1時からの本会議場で、枝野幸男代表、泉ケンタ政調会長が会派を代表し登壇しました。
菅総理の所信表明演説については
「デジタル庁の新設や、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療への保険適用など個別政策を列挙するにとどまった。温室効果ガスの排出量について新たな削減目標を打ち出したが、全体の政策を貫く基本理念や国造りのビジョンを示さなかった。」
というように、具体的にこの国の形づくりをどうしていくのかが全く見えないものでした。
※菅首相の所信表明演説 大事な説明を欠いている(毎日新聞 社説)
https://mainichi.jp/articles/20201027/ddm/005/070/043000c
そしてこの所信表明を受けて代表質問がされ、それに対して総理が答弁を行いました。しかしその内容は、メディアから
「政府の独善的な振る舞いは議会制民主主義を脅かし、国権の最高機関であり、唯一の立法府である国会を冒涜するものだ。到底許されるものではない。」
と厳しく批判されたように、不誠実かつ大変残念なものだったと思います。
※学術会議問題 説明を尽くさぬ不誠実(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/65017
ビジョンがなく、国民と議会に対して不誠実な政権に対しては、来週開かれる予算委員会の場でしっかりとした議論を挑んでまいりたいと思います。
ちなみにここは一問一答の場ですので、言いっ放しで逃げることはできません。
【外交・安保・主権調査会総会/外交・安保合同部会 合同会議】
本会議の後、新党「立憲民主党」で私が調査会長を仰せつかりました「外交・安保・主権調査会 総会」と「外交・安保合同部会」の合同会議に出席しました。
創設されて初めて開かれる会議でした。
誠に錚々たる経歴を持つ調査会長が並び立つ中で、私のような若輩者がその一角を占めることに大変恐縮しながら、同時に、抜擢いただいたご期待に沿うべく、気を引きしめ全身全霊で任務を全うする所存です。
「部会」がその時々に生起する諸問題、あるいは、法案や条約等への対処を中心に議論するのに対して、「外交・安保・主権調査会」は、中長期的に、換言すれば、そうした個々の問題を包括するような枠組みを中心に据えて、議論する場になります。
私はその枠組みを、我が国の外交・防衛が基軸とすべき「日米同盟」と「専守防衛」の2つであると考えます。
例えば、北朝鮮のミサイル脅威、あるいは、中国の海洋進出への対処等を考えるにあたっても、「外交・安保・主権調査会」は、その2つの原理・原則を絶えず念頭に置き、問題を吟味し、評価をくだすことが肝要であると考えています。
「立憲民主党」は、政権を担うために結成された新党です。
したがって、この新党は、国会の論戦や選挙キャンペーンに対処するだけでは十分でなく、政権を取った後の政策を担う、その意味で「現実的な」実力を蓄えて行くことが求められます。
調査会はその準備の場でもありますので、その意味での議論をしっかりと進めたいと考えています。
会派議員の皆さんの積極的なご参加、活発なご発言がなければ、調査会は所期の目的を達することはできません。
毎回、多くの出席が得られますよう広くお願いを申し上げていきたいと思います。
※立憲民主党「外交・安全保障・主権調査会」役員会(画像をクリックするとPDFファイルが開きます。)
朝、地元でご挨拶してから国会へ。(能見台駅)
愛する地元から国を変える!
まっとうな政治。正々堂々と!
衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)
Let’s GO!!!!!