合流新党「立憲民主党」(9月15日)
15日、合流新党「立憲民主党」の結党大会を開催し、衆参の国会議員150人の勢力での野党第一党として正式に発足いたしました。
国民有権者と未来の世代に対する責任を果たしてまいります。
なぜコロナ禍の今、我々は新しい枠組みを作り、何を目指していくのか?
結党大会での枝野代表ののご挨拶も交え、ご報告させていただきます。
「政治に私たちは見えていますか?」
これは、コロナ禍で緊急事態宣言の中、親に頼ることなく派遣労働とアルバイトを掛け持ちしながら学校に通う学生さんの言葉です。
メインの収入源である派遣の仕事がなくなり、退学も考えるなか、明日の暮らしをどうしたらいいのか。
先の人生の見通しなど全く見えない中、枝野代表に問いかけられたお声でした。
「もともとギリギリのところで生きてきた人が多い。それに加えて、困っている人が増え続け、受け皿がもうパンクしそうだ」
これまで月収13万円14万円、不安定の中でも何とかやりくりして生活を維持してきたそんな人たちがどんどんどうにもならない状況に追い詰められている。
これは、生活困窮者の支援をされている方のお声です。
そしてこういったお声を受け、代表からご挨拶がありました。
「これに応えなければ政治の存在意義はない。
これまでの政治は目先の効率性を重視し、命を守るくらしを守る、そのメッセージや行動が不十分であった。
政治は国民の命とくらしを守るためにある。
『私たちは、見て、見ようとしている、ともに壁を乗り越えようとしている。』
あの学生さんの問いかけに、こう自信をもって答えたいと思う。
それが今回の結集に向け背中を押した大きな大きな原動力です。
今こそ、国民の皆さんに選択肢を示す時です。
過度に競争をあおる行き過ぎた自己責任を求める社会か、それとも支え合いの社会なのか。
公文書が改ざんされ、真相が闇に葬られる国なのか、公文書が正しく管理・公表され正義が貫かれる国なのか。
国民一人ひとりを見ない政治か、現場の声と共に行動する政治か。
私たちは、国民の皆さんと共に行動します。
政治をあきらめてしまっている皆さんにも、いや、そうした皆さんにこそ、呼びかけます。
苦境は皆さんのせいではありません。政治は皆さんを見ています。ともに現実を変えていくために政治は存在しています。真っ正面からそう伝えるため前に進みます」
私たちは右でも左でもなく前へ、皆さんと共に進みます。
政権を担う選択肢として国民から理解され信頼される政党となるよう、私も力を尽くしてまいります。
結党大会では、新党綱領(https://cdp-japan.jp/newparty/principles)、規約、新執行部人事案が承認されました。
衆議院解散・総選挙への準備もここから一層進めてまいります。
国民一人ひとりの顔の見える政治の実現へ。国民のために国民と共に。
時代の扉を開くのは皆さんです。
皆さんのお力が必要です。共に戦い、一緒に前に進んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
愛する地元から国を変える!
まっとうな政治。正々堂々と!
衆議院議員 しのはら豪(立憲民主党、神奈川1区)
Let’s GO!!!!!
結党大会後の会見を終えたばかりの枝野代表と写真撮影